気づいたら15年。夫はイタリア人。生息場所オランダ。最近のふたりの口癖、離婚はしない。
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20150803 00:37

ヴィム ヴェンダースの、新しい映画everything will be fine を見てきました。
ヴェンダース、最近はこういうドラマも撮るんだ〜、とびっくりしたわけですが、
批評家にはこの、ナガ回し、あるいは超スローな場面がほとんどなので、
”Slow ass”と言われているらしく、評判は芳しくない。
おまけに事故を起こした主人公の自殺未遂とか、、、物語自体も古すぎて、ついていけない人が続出したらしい。w
ロードムーヴィーは、もう流行りではないのか? パリ テキサスはもっとずっととスローテンポだったけど。
わたしはロードムーヴィー好きだし、普通の現代ドラマとしてみてしまい、いい感じ〜とおもってしまったのだ。
なぜなら、これこそが、、、、、、
普通の人々に起きそうな日常的なことだからだ。
カナダのケベック州の雪の中から始まり、2年後、4年後、また4年後と彼らの人生を追っていく。
死、そして、別れがあり、出会いがありと、それぞれが別の人生を歩んでいく。
特に素晴らしいのは、表情を失っている主人公の作家と、昔言葉を失った子供がティーンエージャーになり、
訪ねて来てからの後半部分。わりとワタシ、、涙腺弱くないのですが、泣けました。

主演たちは James Franco, Rachel McAdams, Charlotte Gainbsourg and Marie-Josée Crozeなわけですが、

まずシャルロッテ ゲンズブールですが、久しぶりに見た彼女は、出だしからして超上手い。
全て演技はうますぎる彼女ですが、顔の劣化が激しすぎて、そして、ベルリンフェスでのドレス姿をみても、コレがフランスの女優さん? ちょっとセンス悪すぎ。手入れしなすぎ?
まあ、自然派でも超美しかったお母さんジェーン バーキン見てたらこうなっちゃうのかしら? と劣化の激しいネオンにいわれるのもいやだろうけど、、、、、、なんかな。ちなみにジェーン バーキンの方は、年取っても様になっていたのだけど、、、と思って調べたら、事故をやっているんだね。残念。
やはり2007年にやった脳内に大量出血やっているので、劣化が普通の人と違うのかも? (アモーレも、脳関係の病気をやってからの老化激しいです)

ジェームズ フランコ、この人はジェームス ディーンをやった役者さんです。ワタシ的にはスパイダーマンの時のもう少し痩せている彼の方が好きですが、、、この役のために太ったのかしら?
昨日はさすがにヴァカンスの人が多いせいか、映画館すきすきで、なんと、私たちのホームシネマ状態に。そう、たったふたりでした。そのなかで、やたら、彼が「ハムじゃない?」「サラミに似ている?」という彼の声がめちゃうるさかったことをご報告します。その言葉はそのまま最近劇太りしているアモーレにお返ししましたが、、、、
わたしは、割とこの人の演技好きだな〜。でも好きな人と嫌いな人にはっきりと分かれそうです。

映像はさすがヴェンダース、素晴らしい。レストランを外から映した映像とか、本当に幾つも幾つも、素晴らしく心に残るイメージがありました。

いまヴェンダースのこの写真を撮ったものをデュッセルドルフの美術館でやるようなので、
是非見に行こうと前から計画しています。
8月中に終わってしまう前にいかなくてはです。ドイツの批評家、あるいは観客はこの映画をどうみたのかな? 興味心身だけど、残念ながらドイツ語はわからない。
ドイツ語できるひとに、ちらっとよ読んでもらおうかな?
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